感謝の気持ちを伝えられるようになった(MToさん)2022.9

恭子先生ありがとう  

 

恭子先生の教室に通うようになって、自分自身が変わったことは、①病気(がん)であるという真実を受け入れた②感謝の気持ちを伝えられるようになった③朝早く起き、活動できるようになった④体の力が抜け、体のだるさが取れた ことです。

 

 働いていた職場は残業が多く、夕飯の前にお菓子を必ずつまんでいました。職場でも、何かの節目にはシュークリームやケーキなどが出され、スイーツをたくさん食べていました。私生活でも「ちょっと一息」と、チョコレートやウエハースを食べるなど、何も気にすることなく甘いものを食べ、それでストレスが解消できていると勘違いしていました。このころは毎日、体がだるく、足腰が痛んだり中耳炎を起こしたりしていました。

令和2年1月の妊娠直後は、つわりがひどくて体を動かすことができず、油の強いもの(ピザパン・コロッケ・ハンバーガー・ポテトフライなど)を欲していて、おにぎりとコロッケ・ポテトフライばかり食べる日が続くことがありました。起きることもできず、食事も満足にできない状態になり、夫の実家に助けを求めて一緒に生活することになりました。仕事を休職することになりましたが、出産の1か月前くらいになってようやく体を動かしたり家事を手伝ったりすることができるようになりました。

 出産後の1か月間まで夫の実家で過ごしましたが、家事・育児もできるようになり、元の家に戻って生活することになりました。赤ちゃんは元気に母乳を飲んでくれましたが、授乳中に左胸に違和感を覚えました。「10年前に痛みがあった時に病院で検査をして問題がなかった」「6年前にしこりがあることに気付いたが、以前の検査で問題がないから大丈夫」と思って過ごしていましたが、搾乳するときにしこりがあるような気がしてから「この違和感は、よくないものではないのか」と確信しました。

 病院に行って検査をすることが怖く、食事でがんを治した人の本を読み、令和2年10月からマクロビオティックに独自で挑戦しました。しかし、味が薄くてうまくいかない日々が続きました。他の本を探している時に恭子先生の『食べ物を変えると、からだも運命も変わります』に出会いました。そこで恭子先生の『らくらくマクロビオティック』『ハッピーマクロビオティック』を取り寄せて読み、「これならおいしくて続けられる」と思いました。蓮根グラタンや大豆のトマト煮などの華やかな料理をつくり、肉や魚を食べることを辞めることができました。玄米ご飯は炊飯器で炊き、ひじきれんこん、小豆かぼちゃ、きんぴらごぼうなどを繰り返し作って食べるようになりました。

 およそ1年、先生の本を読みながらマクロビオティックを続け、圧力なべで玄米ご飯を炊くようになりました。炊飯器で炊いたものと比べておいしく、本に書いてある黒豆を混ぜた玄米ご飯を炊いて食べたりすることもありました。母に協力してもらい、左胸に生姜湿布や里芋パスターをしたり、生姜の足湯をしたりしていました。

夫や母は、これまで通りの食事をしており、一人で玄米菜食を続けていたため、左胸に違和感があっても「甘いものが食べたい」「肉や魚が食べたい」と言いながら我慢していました。そのため、人と会ったときに甘いものを食べたり急にパンが食べたくなって菓子パンをたくさん食べたりするなど、1~2か月で挫折していました。これまで甘いものを食べてきたので「久しぶりに食べるスイーツやパンはおいしいものだ」と期待して食べてみると、意外とおいしくなくて後悔しました。再びマクロビオティックを始めますが、それも1~2か月すると挫折しては後悔することを繰り返していました。

令和4年3月、持病を定期的に見てもらっている先生に左胸の違和感について話し、見てもらいました。先生の専門外の分野でしたが「検査したほうがよい」「残された家族や子どもはどうするの」と言われてショックと焦りを感じ、真剣にやらなければならないと思うようになりました。

そして4月から恭子先生の料理教室に通い始めました。1回目の教室で恭子先生から抗がん剤の話が出てきて顔が真っ青になりました。手術の話も出てきて、食事だけで治そうと思っていたので「来るところを間違えた」と思いました。おじ・おばが抗がん剤治療をして苦しんでいたことを知っていたため、「同じようになりたくない」と思って抗がん剤や手術などの治療からずっと逃げていました。

恭子先生が夫に電話で話をしてくれ、病院に連れて行くように説得してくれました。「相手を知らないで戦うことはできない」とも言われ、納得しました。今年の4月に病院で検査を受け、5月の連休明けには、左胸悪性腫瘍(がん)と分かりました。

教室で恭子先生に「手術のみで放射線と抗がん剤治療はしない方がよい」と言われたため(後で恭子先生の真意と違うことが分かりますが)、医者から「抗がん剤が効くタイプである」と言われても、抗がん剤や手術を受け入れようとしませんでした。西洋医学と東洋医学の両方を取り入れるのではなく、どちらかで治療をすることを考えていたため、「食事だけで改善させたい」「手術をしても、抗がん剤治療はしない」と言って治療を受け入れませんでした。


難しい問題ですが、人により、場合により、治療法?は、違ってきます。
癌の初期であれば、手術のみで放射線治療や抗がん剤治療はしないほうが,体へのダメージが少ない、ことは理解できます。食べ物がベースです。が、食べ物だけではどうにもならないこともあります。その時に合わせて、考えていことが必要になってきます。

5月の恭子先生の教室や恭子先生との電話・メールなどで「西洋医学を否定しているわけではない」ことを知り、「必ず治ります」「私がついています」「一緒に頑張りましょう」と背中を押されました。家族で相談し、主治医の先生の話をよく聞いて、抗がん剤治療や手術をすることを決めました。

※皆さんに申し上げることは、かかった以上、お医者さんを信頼して、感謝しながら今の自分に合った治療法を探っていきましょう、その時、食べ物を変えるのは基本になります。

5月末から抗がん剤の治療が始まると、薬の副作用で体が思うように動かず、家事をすることもできない日が続きました。それなのに、家事をしてくれる母に対して不満を口にして喧嘩になったりしました。恭子先生につけるように言われた食事記録と感謝のノートを続けていくうちに、喧嘩の回数が減り、喧嘩をしても母に謝ることができるようになりました。


※食事の記録は食べ物を変えた効果が、自分でわかるようになる、といういちばん大きなメリットがあります。
そして、それ以上に大事なことは、ありがとうノートです。
毎日、何か、感謝できることを探して、ありがとう、と備考欄に書くのです。
初めは、一所懸命探さないと見つからなかった、ありがとう、が、そのうち、書ききれないほど出てきます。
その時、心は、明るくなります。そうすると、身体の自然治癒力が増してくるのです。
何よりも、自分に感謝しましょう。
自分の名前を言ってありがとう、と大きな声でいうのです。
例えば、私でしたら、
おかだきょうこさん、ありがとう、というのです。

9月の恭子先生の教室で「抗がん剤治療を受けながら、里芋パスターを続けたら、左胸にあったがんの塊が取れた」ことを報告すると、先生や受講生の方から拍手をもらい、これまで続けてきたことが報われたと感じてうれしかったです。その後、もう一つの塊も取れて、薬だけでなく、食事療法と里芋パスターが効いていることを実感しました。



私もこれは嬉しかったです。
写真に撮ってもらいました。
ちゃんと、食べ物と自然療法の里芋パスターがきいた、のです。

 

食事の変化

①これまでの食事

 ごはん、みそ汁、ゆで野菜、豚しゃぶや肉や野菜の炒め物の惣菜など

 

②令和2年10月~

 玄米ご飯、みそ汁、きんぴらごぼう、小豆かぼちゃ、ひじきれんこん

 

③令和44月~

 玄米ご飯、納豆、みそ汁、恭子先生の本に掲載されている料理

 

④令和4年6月=

 3分づき米、納豆、みそ汁、恭子先生の本に掲載されている料理、卵・鶏肉・魚のいずれかを1日に1

 

日常生活での変化

 「左胸にあるしこりが何であるのか」を調べなかったのは、真実を知ることから逃げていた自分がいたためだと思っています。調べてがんであることを知った時はショックでしたが、これで真実が明らかになったと、ほっとしたのも事実です。

また、今までは思い通りにならないと、それに対して不満や愚痴を言ったりしていましたが、感情的にならずに見方を変えジティブにとらえることができるようになってきました。新幹線を使って旅行をしたときに、大雨で新幹線が2時間ほど止まってしまいました。今までの自分なら「せっかく早起きをして準備をしてきたのに、楽しい旅行が台無しだ」と怒っていたと思いますが「新幹線の中でゆっくりとおにぎりを食べられる、息子が新幹線の中で楽しく過ごしてくれてうれしい」と思うことができました。

食事の記録を書く際に恭子先生から「感謝の言葉を書くように」と言われて食事の記録と感謝の言葉を書き続けました。最初は誰に対して・何に対して感謝の言葉を書けばよいのか何も浮かばないことがあり、形式的なことしか書けませんでしたが、続けていくうちに少しずつ「ありがとう」と感謝の言葉が出るようになりました。料理教室に通う前から、夫から「体調不良や自分が何かできない時に『ごめんね』じゃなくて『ありがとう』って言えばいいんだよ」と言われていましたが、「できない自分が悪い」「相手に迷惑をかけている」という思いから「ありがとう」という言葉が出せませんでした。「ごめんね」と言って自分にネガティブな見方をするのではなく、「ありがとう」と自分も周りの人も幸せになる言葉をかけることができるように、これからも変わっていきたいです。

これまでは早寝早起きをすることが苦手で、朝起きても体がだるくて布団からなかなか出られませんでした。マクロビオティック・恭子先生の料理教室に通うようになってからは体が軽くなり、朝起きてもすぐに活動できるようになってきました。また、学生時代や仕事をしていた時は緊張や気が張っていて体に力が入っていましたが、それも解消されたと感じています。

 

これからの私

 「砂糖は毒」「体を冷やす食べ物や陰性・陽性」などを教えていただき、実際に実践することで、自分自身の体や心の変化を感じることができました。これまでは「あれが食べたい、これが食べられない」と不満を口にすることもありましたが、料理教室で教えていただいたことや工夫して料理をすることで、少しずつそのような気持ちが解消されるようになってきました。一緒に学んでいる受講生のみなさんの体験から刺激を受けることも多いです。また、体調のよくない時には玄米クリームや梅生番茶を飲むなど、自分の体が求めているものを食べることができるようにもなってきました。

しかし「今まで好きだった甘いものが食べられない」ことに対して、まだ「我慢」するという意識があるのは事実です。恭子先生の料理教室で聞いたことや教室で作った料理のおいしさ、「食べ物を変えると、からだも運命も変わります」を何度も読み返して先生の考えていることを理解していくことによって自分の考えを変えていきたいです。


※私も3年ほどは、なかなか、食べ物の良さが、わかりませんでした。
少しづつでも、考え方が、進歩しているのは、素晴らしい、と思います。

今後も恭子式マクロビオティックを続け、家族みんなが笑顔で幸せに過ごしていきたいと思います。恭子先生ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

 

 



 恭子から一言
 上にも書きましたが、
考え方がすばらしく改革され進歩しています。

また、実際に、身体が元気になるという事実が表れました。

食べ物を変えると、からだも運命も変わるのです。

過去の受講生さんで、母親に、「生まれてこなければよかった」とまで言われた受講生さんがいました。
世界中で一番言われたくない言葉です。
そんなトラウマを抱えた受講生さんが、教室に通われて、食べ方と考え方を変えることができ、今では、そのお母さんのお世話を心から喜んでできるようになりました。身体も元気になりました。

この方も、お母さんとの確執を抱えていました。
そのお母さんと今では、感謝で一緒に生活しています。
お母さんも毎日、生姜シップと里芋パスターをしてくれています。

感謝が出てくれば、心が穏やかになります。
心が穏やかになれば、身体の自然治癒力が増すのです。
そして、健康になるのです。


この方は、まだまだ、治療中です。
必ず治ります。大丈夫、大丈夫。
生命力の強い方です。
私も一緒に頑張ります。